ポルシェ初の電気自動車「タイカン」の発売時期やスペックは!?
2018/12/17

近年、数々の国々や自治体がガソリン車から電気自動車へのシフトを計画していることをニュースで目にするようになりました。それに伴い自動車メーカでも次々に電気自動車の開発、発表がされています。今日ご紹介するのは、ポルシェ初の電気自動車「タイカン」です。
ミッションEの市販モデル
ポルシェ初のフル電気自動車タイカンは、2015年に発表されたコンセプトカー「ミッションE」の市販モデルとなります。日本での発売は2020年を予定しているとのこと。オリンピック以外にも楽しみが増えましたね(笑)
ちなみに、ポルシェは2025年までには全モデルの50%を電気自動車にする計画を立てているとのこと。電気自動車を運転したことがないので何とも言えませんが、ガソリン車と比べフィーリングが劣るなど楽しいポイントが薄れていくのではと思うと何だか悲しい気持ちになります。流石に、音などの演出は工夫してくれるとは思いますが(笑)
画像出典:Porsche Newsroom: Porsche News & Press
エクステリアですが、サイドやリアから見るとポルシェらしさが継承されたデザインになっています。テールランプは左右が繋がったデザインです。個人的はこのテールランプのデザインは苦手ですが(笑)でも全体的に丸みを帯びたポルシェらしいデザインで清潔感ある美しいデザインです。
画像出典:Porsche Newsroom: Porsche News & Press
特徴的なのはメータパネルです。何とドライバーの着座位置に合わせて自動調整してくれます。アイ・トラッキング・システムによりドライバーがどのメータを見ているかセンサが把握してくれます。ステアリングがメータの確認を邪魔することもなくなりますね。
スッペック
タイカンは2015年にル・マンを制した919ハイブリットに搭載されたものと類似した2基のモータを搭載しています。そして、最高出力は600PS、0-100km/hが3.5秒、0-200km/hが12秒です。
ちなみに蓄電池はフロア高さに搭載されており、低重心を実現しております。また、4輪駆動となっており、ニュルブルクリンク北コースでは8分のラップタイムを記録しています。
充電に関して
電気自動車といえば気になるのが、充電。タイカンですが、フル充電後に走行できる距離は何と500kmです。しかも、15分程度の充電で400kmも走行が可能です。日常で使用する範囲だと支障はなさそうです。
ちなみに、ドイツのアウトバーン沿いにはもう充電スタンドが設置されているとのこと。
まとめ
ポルシェの電気自動車「タイカン」はいかがでしたか?2020年が早く来て欲しいですね(笑)ちなみに、価格はカイエンとパナメーラの間くらいの価格を予定しているようです。また、ハイパフォーマンスバージョンも用意する予定で、そちらは2000万円を超える値段になるようです。
■「タイカン」は2015年発表のコンセプトカー「ミッションE」の市販モデル
■エクステリアはポルシェらしさを継承したデザインになっている
■フル充電で500km走行可能
■15分の充電で400km走行可能
TOP画像出典:Porsche Newsroom: Porsche News & Press