大人の車、ベンツのEクラスクーペを試乗!高級感や技術がすごかった!

      2018/01/12

以前からずっと気になっていたメルセデス・ベンツEクラスクーペ。先日六本木のベンツコネクションにて試乗してきました。Eクラスはメルセデス・ベンツの中核となるクラスで、様々な最新技術が惜しみなく使われています。そのクラスのクーペということでかなり楽しみにしていました(笑)実際に見た外観や中のデザイン、取り入れている最新技術はどうだったか以下の内容でお伝えします。今回試乗したモデルはE 200 Coupe Sportsです。

デザインは?

外観はセダン?

Cクラスクーペは車体後方が丸まった形で、いかにもクーペというフォルムをしています。しかし、Eクラスクーペは個人的にはスタイリッシュなセダンのような形をしているように思えました。もちろんセダンタイプとは形は違いますが(笑)

サイズもかなり大きめです。なおさらセダンに思えますね(笑)ちなみに今回試乗したモデルE200Coupe Sportsのボディー寸法全長/全幅/全高(mm)は4855/1860/1430と大きめです。クーペでこのサイズはやはり大柄ですね。

 

高級感溢れる内装

車内に乗ると車の放つオーラをより感じることができます。基本的にレザーやウッドパネルでできているので高級感に圧倒されます。

さらに、車内にはアンビエントライトが採用されておりドアや真ん中のひじ掛け、ダッシュボードに対しこのライトがより高級感を演出してくれます。このライトはパーツとパーツの間に埋め込まれておりライトがむき出しになっていません。ですので、見栄えも清潔感溢れています。

個人的に気に入ったのがエアコンの吹き出し口です。エアコンの吹き出し口が古臭いデザインだとせっかくのインテリアも雰囲気が出ませんよね?Eクラスはジェットエンジンのようなスタイリッシュなデザインになっています。

 

広い後部座席

クーペタイプだと後部座席はあっても人が座るには狭いのが一般的です。しかし、このモデルは後部座席も広々としていて、後ろもとても快適に乗れます。また、クーペタイプは頭上空間が低くなりがちですが、こちらのモデルは後部座の天井が凹になっており高さも問題ありません。

上品な乗り心地

E 200 Coupe Sportsということで「S(スポーツ)+」モードで走行してみたのですが、気づいた点としてはエンジン音があまり大きくない点です。低いギアで走っていても、それを忘れる程です。音に関しては少し物足りなさを感じる人もいると思います。今回試乗したモデルの上のモデルにE 300 Coupe SportsとE 400 4MATIC Coupe Sportsがあり、馬力に差があります。今回のモデルが184PS、上二つが順に245PS、333PSです。上二つのモデルだと音の物足りなさはなくなるかも知れません。

また、シフトチェンジする際のガツンとなるシフトショックほとんどなくて驚きました。同乗者にもストレスがなくて私はこちらの方が好きです。しかし、音同様スポーツタイプの車としての演出が足りないと感じる人もいるかもしてないですね。

走りに関しては、スポーティな走行を楽しめます。ハンドリングも俊敏で、アクセルペダルに対して非常に敏感に反応して走行してくれます。音は大きくなく、シフトショックはほとんどないのに走りはかなりスポーティと不思議な感じでした。スポーティな走行と快適性を両立しているように思えます。

未来を感じる技術

ヘッドアップディスプレイ

今回のモデルからメータ類は12.3インチのディスプレイに表示されます。それとは別に試乗車にはヘッドアップディスプレイがついており、方角・速度表示・制限速度が表示されていました。ちなみに、制限速度はカメラが道の標識から読み取ったものです。そんなことできるんですね(笑)

ヘッドアップディスプレイですが、フロントガラスのさらに向こう側に表示されているような感覚でした。ですので、手前を見るというより遠くを見ながら確認できます。

車がドライバーをモニタリング

Eクラスが採用しているシステムのうち、ドライバーの疲労を5段階評価するというものがあります。こちらは、エンジンスタート後からハンドリング等の運転の様子を車がモニタリングすることで疲労を5段階に評価してくれるそうです。

ほぼ自動運転

前の車に追従して走行や停止を行う「アクティブディスタンスアシスト・ディストロニック」。前回のモデルよりもさらに性能が高められたそうです。道路の線だけでなく周りの車の検知もプラスすることで性能を上げることができたようです。

実際にこの追従走行を体験したわけですが、加速や減速や停止だけでなく緩やかなカーブであればステアリングも自動で動いてくれます。前の車が道を曲がる場合はさらに前の車を検知し追従してくれます。

しかも、上記でも述べたように常に道の標識から制限速度を検知してくれますので、前の車が速度オーバーしても制限速度を超えることはありません。これはぜひ体験していただきたいです。

まとめ

■ボディーサイズは大きく、セダンのようなデザイン

■内装は高級感がすごい

■乗り心地や車内空間は広々としていて快適

■最新技術が惜しみなく使われている

■運転アシスト機能がほぼ自動運転の領域まで来ている

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