スウェーデンの車好きな若者が食べる「ターボフード」料理とは?
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先日、スウェーデン出身の知人と話す機会があり、お話していたところ「ターボフード」というもの教えてもらいました。「ターボフード」の名前の由来が個人的に面白かったので、「ターボフード」どんな食べ物か、名前の由来を紹介します。
ターボフードとは?
まず初めに、ターボフードはどんな食べ物か?結論から言うと、動物の血を固めた食材です。この材料スウェーデン語で「Blodpudding」というもので、直訳だと「血のプリン」です。この「血のプリン」豚や牛の血と小麦粉と複数のスパイスを固めたもので、スウェーデンの伝統料理にも使用されるそうです。スーパーでパックされた状態でよく見かける食材だそうです。しかし、スウェーデンでも好き嫌いは分かれるようで、知人は嫌いだと言っていました(笑)
ちなみに、ミートボールに使われるリンゴンベリー(苔桃)のジャムなどと一緒に食べることが多いようです。
なぜターボフードと呼ぶ?
「ターボフード」少し前の世代の単語ではありますが、「Blodpudding」という名前がありながら、なぜ「ターボフード」とも呼ばれていたのか?これを食べるとスタミナがついたり、力がみなぎることが由来なのかと個人的に思ったのですが、違うようです。
若者が無理して車を購入して、お金に困ったときに「Blodpudding」を食べて生活していたことが由来なのだそうです(笑)ちなみに、「Blodpudding」の値段ですが1kgでおよそ300円程とコスパはかなりいいです。
スウェーデンの若者の車に対する熱い思いが「ターボフード」という単語を産んだのですね。