外車はなぜ左ハンドル?日本での左ハンドルの使い勝手は?

      2017/09/27

外車というと左ハンドルのイメージがあり、左ハンドルに憧れを持つ人も多いのではないでしょうか?そこで、「なぜハンドルは右と左が存在するのか?」「かっこよくても日本での左ハンドルは不便ではないのか?」など左ハンドルの気になる点をいくつか調べてみました。

なぜハンドルは右と左が存在するのか?

右ハンドルの代表国としては日本とイギリス、そのほかの多くの国が左ハンドルです。ではなぜこのように右ハンドル・左ハンドルに分かれたのか、そのルーツを紹介します。

馬車の影響を受けている!?

車の通行方向やハンドルの位置ですが、車は馬車の影響を強く受けています。まずは通行方向ですが、馬車が交通手段だった頃は左側通行が主流でした。ではなぜ馬車は左側通行なのか、それは人の歩行が関係しています。当時も右利きが多く刀や剣は体の左側に装備していました。そのため歩くときに刀どうしがぶつからないよう左側を歩行していたことから、多くの国では馬車も左側通行が主流だったそうです。

ナポレオンが右側通行に変えた!?

ほとんどの国が左側通行である中、ナポレオン右側通行を適応したそうです。そのため、フランスと当時フランスが占領していた国は右側通行が多いそうです。現在、左側通行であるイギリス・日本は占領されていなかったため今にいたるそうです。ちなみに、なぜナポレオンが右側通行にしたのかは、彼が左利きだった等いろんな諸説があります(笑)

ハンドルは通行方向の反対側

次に、ハンドルの位置ですが、昔は馬車が右側で操縦することから、当初車も右ハンドルだったそうです。しかし、同乗者の乗り降りを考え現在のように右側通行では左ハンドル、左側通行では右ハンドルが採用されるようになりました。

 

日本での左ハンドルの使い勝手は?

日本は左側通行右ハンドルが主流です。ですので、駐車の発券所や高速道路の料金所は右側についていることがほとんどです。あとはドライブスルーもそうですね(笑)では左ハンドルの車両に乗る人たちはどうしているのでしょうか?

高速道路では?


まずは高速についてです。近年、ETCの普及により高速道路の料金所を利用すること自体少なくなってきてはいます。ETCをつけていない場合や料金所を利用せざるを得ない場合、料金所が有人であれば取りに来てくれる、もしくは網でお金を受け取ってくれるそうです。無人の料金所の場合は車をギリギリに右側に寄せるしかなさそうです。

駐車場では?


駐車場はどうでしょう?これまたギリギリに右に寄せてシートベルトを外すor降りて支払いをするorマジックハンドを使用するそうです。マジックハンドに関しては賛否両論ですが(笑)右に寄せるか降りる人が大半のようですね。

ドライブスルーでは?


ドライブスルーに関しては、もう利用しない人が多いようです。確かに、降りて店内で買っても大差ないような気がします(笑)

助手席に人がいれば問題なし?

いずれの状況も助手席に人がいれば何も問題ありませんね(笑)1人であまり出かけないような人であれば気にしなくていい問題かもしいれません。

左ハンドルのメリットは?

では、左ハンドルのメリットは何なのでしょう?路肩にギリギリに停めやすい、高級感があるといったところでしょうか。路肩に関しては右ハンドルだと直接見えないため慣れが必要ですが、左ハンドルだと直接見ながら停められるということは有り難いです。

 

選ぶなら右?左?

以前は外車というと左ハンドルが主流だったのですが、最近は国内の外車需要も増え日本向けに右ハンドルを販売する外資系メーカーが多くなってきました。個人的には外車であっても右ハンドルがあるのなら右ハンドルを選びます(笑)助手席からの乗り降りも安全で1人で乗っていても問題がないからです。

しかし、昔から外車に乗っているため左ハンドルに慣れている人、また左ハンドルに憧れを持っている人は左ハンドルを選ぶことが多いようです。モデルによっては左ハンドルしか販売していないケースもあります。

どちらにするか難しいですね(笑)よっぽどなこだわりが無い限り日本では右ハンドルが使い勝手がいいのではないでしょうか。

 

まとめ

■もともと馬車は左側通行である国が多かった。

■フランスやフランスが占領していた国は右側通行を採用。

■助手席の乗り降りを考えてハンドルは通行する方向の反対側。

■料金所利用の際は不便。助手席に人がいれば問題なし。

■現在は多くの海外のブランドでも右ハンドル販売が増えている。

 - カーライフ , ,

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。