トラックの出力やトルクはどのくらいなのか?
この間トラックを見てふと思ったこと。それは、トラックの馬力やトルクはどのくらいなのかです。単純な疑問なのですが(笑)今日はトラックのパワーに関して、また調べてみてわかったちょっとした豆知識をお伝えします。
トラックの出力とトルク
トラックメーカーにもいろいろありますが、世界のシェア率でトップクラスである三菱ふそうのトラックを例に見てみましょう。代表的な大型モデルである「スーパーグレート」。こちら、総排気量が10.7Lのものだと最高出力は428PS、最大トルクは2,100N・mです。スーパーカーみたいにスピードを出すような車ではないので、出力はびっくりする数字ではないですね。驚くべき数字はトルク。何と2,000N・mを超えるんですね(笑)
ちなみに、私がよくレンタルするヴィッツの最大トルクは111N・mです。いかに大きなトルクなのか少しはイメージできたのではないでしょうか?
画像出典:DAIMLER-Press & Media Service-
トラックといえば、トランスフォーマーのオプティマスプライムを思い出す方もいるのではないでしょうか?調べてみると、映画で出てくるトラックはアメリカのトラックメーカーであるピータビルト(Peterbilt)のものでした。こちらの会社が1987-2007年の間で販売していた379というモデルのようです。
このモデルは最高出力が482PS、最大トルクがおよそ2,010N・mほどと三菱ふそうのスーパーグレートと大きな違いはありませんでしたね(笑)何だか少し残念です(笑)
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三菱ふそうとダイムラー
今回調べてみて驚いたのは、三菱ふそうがダイムラーの傘下であるという点です。三菱ふそうは2003年に三菱自動車工業から独立し、ダイムラーの傘下になったとのこと。三菱ふそうという名前なのにダイムラー社に属するって何だか不思議ですね(笑)
ちなみに、ダイムラー社の傘下には別のトラックメーカーもあります。アメリカの大型トラックのメーカーであるフレイトライナー(Freightliner)はそのうちの一つです。ちなみに画像のモデルはNEW CASCADIAというモデルで、最高出力が608PS、最大トルクが2,780N・mです。オプティマスもこのくらいであって欲しかったですね(笑)
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まとめ
■大型のトラックの最大トルクはおよそ2,000N・mほど
■トランスフォーマーのオプティマスプライムと同じモデルは特別パワフルとういわけではなかった(笑)
■三菱ふそうはダイムラー社の傘下