【試乗】高級感と快適性を両立したモデル、6シリーズのグランツーリスモを試乗!!
2018/10/29
以前、6シリーズのクーペの試乗に関する記事を書きました。今日は同じ6シリーズでも全く雰囲気の異なる、6シリーズのグランツーリスモの試乗ついてお伝えします。
デザイン
エクステリア
まず気づいたのが、このモデルかなり大柄であるということ。セダンなのですが、実際に見るとコンパクトなSUVなんじゃないかと思うほど大きいです。寸法は全長/全幅/全高[mm]が5,105/1,900/1,540です。全長5m越えです(笑)
車高が高く運転席からのアイポイントは高いです。先ほど紹介した6シリーズクーペよりも視界はより良好です。
また、車高が高いため乗り降りはもちろん全く苦ではありません。ちなみに、運転席は乗り降りの際にハンドルが上下に自動で動いてくれます。こういった配慮が好きな人多いのではないでしょうか?
ちなみに、BMWの特徴的なラジエータグリルですが、このモデルはシャッターが付いています。エンジンの温度が上がった時は自動でシャッターが開きます。ただ、高速走行では空気抵抗を減らすためにシャッターは閉まるようです。
インテリア
個人的に、インテリアに関してはBMWはベンツに比べると劣るという認識です。ただ、この6シリーズのグランツーリスモはベンツにも対抗できるほどのレベルです。
シートの色は何色か用意されているのですが、個人的にはベージュが高級感があって好きですね(笑)アンビエントライトも装備されているので、さらに高級感を演出してくれます。ベンツほどの色のバリエーションはないのですが、数パターンはあるのでその差は気にならないですね(笑)
また、こちらもサンルーフがついており開放感抜群でした。居住環境が広々としているのにサンルーフまであると、圧迫感もなく長時間のドライブもストレスが軽減できそうですね。ただし、サンルーフに関してはオプションのようです。
このモデル、ハッチバックボディでトランクの容量は610Lとかなり広いんです。家族連れには嬉しいですね。
スペック
今回試乗したモデルは、640ixドライブ・グランツーリスモです。こちら、エンジンは直列6気筒DOHCで、最高出力は340ps、最大トルクは450Nmです。また、今回の試乗車はフルタイム4WDとのこと。
感想
実際に運転して感じたことは、やはり車体の大きさが気になるという点です。試乗コースは広々としていたので問題なかったのですが、駐車なんかを考えると不安になりました(笑)しかし、Uターンが普通にできたので意外に車体の大きさは影響しないかもしれません。
このモデル、車重が2tもあるのですが加速に関しては重さを全く感じさせません。4輪駆動だからでしょうか?ただ、6シリーズのクーペほどのスポーティな走りは期待できないと考えています。
今回のモデルは快適性を重視した、高級感を味わいたい家族連れにオススメしたいモデルでした。このモデルだと長距離ドライブにも快適性を提供してくれること間違いなしです。
まとめ
■車体はかなり大きい
■インテリアはベンツに負けていない
■トランクの容量は610Lもある
■車重は2tだが、それを感じさせない走りを提供してくれる
■快適かつ高級感を味わいたい家族連れにオススメ