無鉛ガソリンや無鉛プレミアムガソリンって何!?何を入れればいい?

      2018/08/20

先日、レンタカーを借りてドライブをする際に気づいたのですが、指定燃料の欄に「無鉛レギュラーガソリン」の表記が。普段あまり目にしない言葉ですよね?今日はこれらの表記に関する豆知識をお伝えします。

結論から

「結局何の燃料を入れればいい?」と急ぎの方のためにも先に結論から言います。

無鉛ガソリン」や「無鉛レギュラーガソリン」→「レギュラー
無鉛プレミアムガソリン」→「ハイオク

を入れれば大丈夫です。

昔は有鉛が主流?

そもそも無鉛って何でしょう?あまり意識したことがない方も多いと思います。それもそのはず、近年利用されている燃料は無鉛のものがほとんどだからです。

そして、有鉛ガソリンですが昔はこちらが主流だったようです。

有鉛の効果は?

有鉛ガソリンが用いられていた理由についてです。有鉛ガソリンには「エチル鉛」が含まれており、ガソリンの燃焼状態を改善するアンチノック剤としての役割を果たしていました。

ガソリンが燃焼される際ノッキングにより燃焼効率が低下するため、ノッキングの停止を目的として有鉛が用いられていたようです。

なぜ有鉛はなくなった?

それでは、なぜ今は無鉛が主流になったのでしょう?それは、1970年に起きた鉛中毒事件が有鉛ガソリン廃止の原因になったと言われています。この事件を機に鉛の毒性による中毒が注目され、レギュラーそしてハイオクと全てのガソリンが無鉛化されたようです。

このような背景があったのですね。最近はバイオガソリンというのもあるようなので今後記事にしますね。

まとめ

■無鉛ガソリン、無鉛レギュラーガソリンはレギュラー

■無鉛プレミアムガソリンはハイオク

■昔は有鉛が普通だったが、健康への悪影響を考慮し無鉛化された

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