トヨタ社長・豊田章男さんのもう一つの顔「MORIZO」
世界に誇る日本の自動車メーカー、トヨタ。その社長を務める豊田章男さん。普通社長と聞くと自ら運転するイメージはあまりないですよね?しかし、豊田章男さんは何とレーシングドライバーとしての顔も持っているんです。豊田章男さんがドライバーとして活動する際は「MORIZO」と言う名前を使用しています。ちなみにこの名前、あの愛知万博のマスコットキャラからきたものだそうです。
その腕前は?
気になる腕前ですが、MORIZOさんは国際C級ライセンスを取得しています。また、人気モデル86の開発責任者からは「テストだライバーとしては相当なレベル」と言われた腕前のようです。副社長の時にはニュルブルクリンク24時間レースにも出場しています。
実際に以下の動画でその腕前を確認することができます。驚くことに、ナイトステージや山道など危険な道も走行しています。企業にとって大変リスクの高いことではありますが、社長自ら自社の製品を確認していることからは車づくりへの熱い想いを感じます。
2番目の動画は世界ラリー選手権元チャンピオンのトミ・マキネンさんからレクチャーを受けるMORIZOさんの映像が含まれています。
ラリーへのこだわり
MORIZOさんはラリーと言われる公道上でのタイムの速さや運転の正確さを競う自動車競技に出ています。数ある自動車競技の中からなぜ、この競技にこだわるのでしょうか?理由は以下のように述べています。
「ラリーはお客様が日常使う道を舞台に、日常使う市販車をベースとした車で争われます。人と車を鍛え上げるためには最適な舞台だと実感いたしました。」
引用元:YouTube
現場に近い社長さんであることが伺えますね。
TOP画像出典:YouTube