BMW M4クーペ コンペティション・パッケージを試乗!!
2018/06/18
![](http://kurumairoiro.com/wp-content/uploads/2018/06/bmw_m4_coupe-1.jpg)
以前からずっと気になっていたBMWのM4クーペ。ついに試乗することができました。しかも、試乗車はコンペティション・パッケージです。M4クーペのデザインやスペック、試乗の感想をお伝えします。
デザイン
エクステリア
i8のような特徴のあるデザインではないのですが、シンプルでかっこいいデザインです。個人的にはMモデルの顔が好きでたまりません(笑)
試乗車のボディーカラーはフローズン・レッドです。鮮やかすぎず落ち着きがあり、セクシーさを感じさせる色です。 今回の試乗車はコンペティション・パッケージでホイールがとてもかっこ良かったです。
ルーフはカーボンになっています。フローズン・レッドとの色の組み合わせがバッチリですね(笑)ルーフをカーボンにすることのメリットですが、車重を軽くすることと底重心化です。
インテリア
M2クーぺやM3セダンも試乗したことありますが、M4が断然高級感があります。試乗車はボディーカラーと同じ色がインテリアにも使われていました。統一感があっていいですね(笑) センターコンソールにはカーボンが、ステアリングを含め内装は全体的にレザーが使われています。ステアリング以外内装は基本的に樹脂だったM2クーペと比べるとかなり高級感があります。ただ、気になったのが、せっかくレザーが使われているのに樹脂っぽい表面であった点です。
シートの横に張り出されたサイド・サポートの幅はボタンで調整が可能です。体型が異なってもフィト感を出すことができます。 シートベルトにはMモデルっぽさが出ていました(笑)細部までMモデル好きの心を魅了するポイントが作り込まれていますね。
インテリアは全体的に高級感が演出されており十分おしゃれではありましたが、メルセデス・ベンツ等と比較すると見劣りするというのが率直な意見です。
スペック
試乗車は7速M DCT Drivelogicで、エンジンは3リットル直列6気筒Mツインパワー・ターボ・エンジンが搭載されています。 コンペティション・パッケージは最高出力が450psで、なんと0-100km/hが4.1秒です。最大トルクは550N・mととてもパワフルです。
試乗感想
走行
M4の大きさは全長/全幅/全高が4685/1870/1390mmです。M4の前に試乗したi8の幅はM4より少し大きいのですが、i8の運転時よりも大きさが気になりました。ただストレスに思うほどではなかったです。 M4クーペは天井は高いのですが、アイポイントは低いです。広々とした空間なのに本格的なスポーティな走行を楽しめます。 また、スタッフの方曰く車後方の滑りを少し許すことで遊びをもたせているとのこと。実際に試乗でも急なカーブも俊敏かつ安定して走行することができました。 一緒に試乗した車好きの友だちの感想は、「ターボが搭載されているのに滑らかに回っていく」、「ターボのレスポンスが良い」。また、「6気筒なのにガラガラ音」、「ふかした時のレスポンスが良い」等です。非常に参考になりますね。
音
まず、エンジンスタート時の音で思わず声を漏らしてしまいます。低音で太く迫力のある音でありながら心地い音です。運転前からかなりテンションを上げてくれます。 走行時の音も文句なしの演習です。
コンフォートモードはスポーツモードと異なり、ピタッと音は静かになります。
居住空間
クーペにも関わらず、前の座席だけでなく後部座席もかなり広々としています。180cm代のスタッフが後部座席に普通に座ることができるほどです。 また、天井が高いので車内の空間も広々としています。後部座席の乗り降り時は少し気にはなりますが、家族乗りでも問題なく使えそうです。トランクもかなり広いです。
まとめ
■エクステリアは文句なしのかっこいいデザイン。コンペティション・パッケージはホイールが特徴的である。
■インテリアはM2,M3と比べ断然高級感がある。
■運転中はボディーの大きさを感じさせられる。
■エンジン音が非常に迫力があり心地い。
■車内はとても広々としており、家族乗りでも使用できる。