BMW M2クーペを試乗!気になる内装や走りは?
2018/01/18
以前、紹介した最もコンパクトなMモデル、BMW M2 クーペ!先日お台場のBMWグループ東京ベイにて試乗してきたので、気づいた点や感想を以下の内容でお伝えします。
M2クーペの紹介の記事はこちらです!
最もコンパクトなMモデル、M2クーペ!!スペックやM4クーペとの違いは?
デザイン
エクステリア
エクステリアは文句なしの、モデルMを感じさせるデザインです。スポーティーな走りを約束してくれているようなフロントマスク、乗る前から期待を高めてくれるルックスです。最もコンパクトでありながらも、そのサイズ感を忘れさせるスタイリッシュでスポーティーなかっこいいデザインです。
インテリア
インテリアはM4クーペと異なり少々高級感に欠けています。インテリアパネルもレザーやウッドパネルがあまり使われておらずラグジュアリーな感じはあまりしませんでした。しかし、ステアリングやシートにはレザーが使われている等、高級感を最小限に抑え、より走りに集中させるようなインテリアとういう印象です。
乗り心地
低くない車高
まず気づいた点としては、車高が低くない点です。ですので、スポーツカーでありながらも乗り降りが楽です。実際に運転席からの目線も低くなく運転しやすい印象でした。また、車内の空間が広く座高が高い私でも頭が天井に着かず窮屈な感じが全くありませんでした。
ちなみに、TOYOTA 86の車高(ルーフ高)は1,285mmで今回試乗したM2クーペは1,410mmと車高が12.5cmも差があります。スポーツカーで乗り降りしやすく、広々しているのは評価ポイントですね。
快適な乗り心地
乗り心地は、運転席に座ったときドイツ車であることを思わせる重厚感を感じられます。そのおかげで安心感をもって運転できました。試乗コースの路面に凹凸があまりなかったせいか、路面の振動を拾う感じもなく乗り心地は快適でした。
一応後部座席はあるのですが、運転席と助手席である程度のスペースを確保すると後部座席はかなり狭くなるので後部座席の快適性は確保できません。しかし、2人乗りがメインの車なのでそこは仕方ないですね(笑)
運転して気付いたこと
やはり音がいい
期待を胸にエンジンスタートのボタンを押してみると、期待を裏切らない気持ちの良い音を発してくれました(笑)走行において結構車内にエンジンが入ってくるので、聴覚でも走りをしっかり楽しむことができます。こういった点も「日本カー・オブ・ザ・イヤー」受賞の評価ポイントだったのではないでしょうか?
ただ、結構音が入ってくるのでなるべくギア数を上げてエンジン音を程よく楽しみながら運転していました(笑)
クリープがない
エンジンをかけてブレーキを離してもクリープがないので車は進みません。スポーツカーであることからも急な発信が心配で、試乗コースの一部で徐行する点が心配でした(笑)しかし、アクセルを踏んでみると緩やかに発進してくれるので徐行も問題ありません。急発進もなく扱いやすさにびっくりです。
シフトチェンジが速い
走行中パドルシフトでギアチェンジして驚いたのですが、シフトチェンジが速いです。ギアを下げたときのエンジンブレーキの効きもよくギアチェンジも速いので運転しやすいですね。
小回りが利く
コンパクトなボディーで最小回転半径が5.6mと小回りが利きます。試乗で細い道を走ることはなかったのですが、狭い道が多い日本でも問題なく運転できるモデルだと思います。ハンドリングも実に俊敏でワインディングロードでの走行ができなかったのが非常に残念です。
試乗してみて、コンパクトであるのにパワフルでスポーティな走りをしてくれる車。それにも関わらず、ハンドリングも発進からも非常に運転しやすい車であると感じました。日常的に乗れる、狭い道が多い日本でも苦でないスポーツカーでした。
まとめ
■モデルMらしいスポーティでかっこいいエクステリア
■インテリアの高級感は最小限に抑えられている
■車高は低くなく、乗り降りし易い
■さすがモデルM、エンジン音が気持ちい
■クリープがない
■急発進しないため、安心して乗れる