【試乗】BMW640iクーペ、ただラグジュアリーなだけじゃなかった….
今回はBMW6シリーズのクーペ、604iクーペを試乗。6シリーズは結構な上位モデルであるので、ラグジュアリー感を期待して試乗に行ってきました。デザインや運転の感想をお伝えします。
デザイン
エクステリア
クーペモデルであるので、やはり全体的にスタイリッシュな印象を受けます。しかし、車体の大きさは全長/全幅/全高[mm]は4,895/1,895/1,370[mm]と大柄です。
全長に比べ車高が低いのでスポーティな走りも期待させてくれるデザインです。
インテリア
2,3シリーズなどに比べると断然高級感を味わうことができるデザインです。ただ、ベンツの内装に比べるとまだまだかなと感じたのが率直な意見ですね。
車高が低めということもあり、少々乗り降りし難かったです。ただ、居住環境は広々としており190cmある私でも頭が天井すれすれということはありませんでした。また、試乗車はサンルーフもついており開放感もありました。
スペック
エンジンですがm直6 DOHC 3リッターターボです。そして、最大出力が320ps、最大トルク450Nmです。
車体は大きいのですが、4WS (インテグレイテッド・アクティブ・ステアリング)なので60km/h未満の時は最小回転半径が小さくなるように動作してくれます。
試乗感想
視界が気になる
運転前に気になったのが視界です。前方と後方の視界が狭く圧迫感を感じました。視界が狭く、フロントガラスも結構傾いている等、最近の車だなって感じが強いです。
ただ、運転してみるとすぐに慣れました。コーナーも確認しやすく、一般道を走っている分は車の大きさがストレスになることはありませんでした。
意外にもスポーティ
今回の試乗は6シリーズということもあり、デザインも走りもラグジュアリーなイメージが強く、スポーティな走りは味わえないと勝手に考えていました。
しかし、びっくり。Sport+モードにすると、スポーティな走りをしてくれます(笑)音の演出はほとんどないのですが、俊敏に動いてくれます。「主張しすぎないスポーツカー」という単語がピッタリですね(笑)
快適だけどスポーティ
6シリーズなので言うまでもなく車内は快適です。また、乗り心地ですが地面の凹凸もほとんど拾いません。さすがラグジュアリークーペですね(笑)
面白いことに、スポーティな走りの時もゴツゴツ感がなかったです。快適さと俊敏さを両立しているこのモデル、奥様方にも喜んでもらえるモデルではないでしょうか(笑)
まとめ
■外観はスタイリッシュでかっこいい。
■内装はベンツに比べると高級感は劣る。
■車内は広々としており快適。
■視界に圧迫感を感じる。
■音の演出はないが、スポーティな走りができる。