3代目Audi TTのチェンジされた点は?4タイプの比較も!!
2017/09/18
この車つい二度見してしまうのは私だけでしょうか?今日はAudi TT 三代目についてお伝えします。
初代は1998年に登場、他の自動車メーカのデザインに影響を与えたとされています。2代目は2006年登場、エクステリアのデザイナーは初代とは違う人ですが、初代のデザインをしっかり受け継いでいるように思えます。そして2015年3代目が登場しました。今日はそんな3代目Audi TT について以下の内容でお伝えします。
3代目は何が変わった?
エクステリア
エクステリアの変化でまず目に付くのはフロントマスクですね。初代と2代目のフロントマスクは丸みを帯びているのに対し3代目は角ばった形をしています。私の周りには2代目派、3代目派にわかれるくらいフロントマスクは3代目で大きく変化しています。個人的には角ばったフロントマスクと流線型であるボディがいい感じに合わさっているので3代目の方が好きです。
バーチャルコックピット
3代目の1番の特徴はコックピットだと思います。3代目からAudi史上初であるAudiバーチャルコックピットが採用されています。 12.3インチの高解像度フルデジタルインストルメントパネルがコックピットに埋め込まれています。コックピットにはメータや地図が表示され、メータは拡大縮小がボタンで簡単に行えます。地図は3Dマップも表示可能で、オンライン交通情報も利用できるようです。ハンドルのボタンでドライバーが知りたい情報をすぐに表示してくれるのはありがたいですね。しかし中には、助手席の人が見える位置にもディスプレイが欲しいという意見もあるようです。
画像出典:Audi Japan Press Center
マトリクスLEDヘッドライト
LEDヘッドライトにより、明るくなっただけではありません。独立したLEDライトが複数あるので必要なときに必要な部分だけ自動でライトパターンの切り替えてくれます。例えば、ハイビームでの走行時に対向車を検知するとその部分だけロービームに切り替えてくれる等です。便利ですね、運転する側も対向車も助かります(笑)
ちなみに、マトリクスLEDヘッドライト…. TTS Coupéは標準装備でTT CoupéとTT Roadsterはオプションで付けられるそうです。
3代目TTの4タイプの比較
次は3代目TTの4タイプを比較してみましょう。
4タイプとしてはTT1.8TFSI, TT2.0TFSI quattro, TTRoadstar 2.0TFSI quattro, TTSがあります。
TT1.8とTT2.0はエンジンの総排気量を表しています。しかしTT1.8とTT2.0の違いはパワーだけではありません。まず、TT1.8が前輪駆動(FWD)、TT2.0が4輪駆動(4WD)と大きな違いがあります。その他にも、ヘッドライトがLEDかどうか、フロントシートが電動かどうか、タイヤの規格、ホイール等も異なります。
FWDと4WDの走行時の違いですが、カーブも直進もやはり4WDの方が安定しているようで、地面にくっついているような感覚がする程だそうです。近いうちに試乗してみたいです。また、TT1.8とTT2.0は排気量が200ccの違いとはいえその差は大きいようです。エンジンをスタートした瞬間違いが明確にわかるそうです。数字で比較するとTT1.8が0-100km/hを7.2秒、TT2.0は0-100km/hをわずか5.3秒で達するのだそうです。車の世界でおよそ2秒の違いは大きいように思われます。同じTTでも違いがはっきりしていますね(笑)
スペック的にはTT2.0TFSI quattroとTTRoadstar2.0TFSI quattroが似ている印象を受けました。しかしオープンカーかどうかなので、違いは言うまでもないですね(笑)TTRoadstarは後部座席がないこと、トランクの容量がTTに比べ小さいことが気になりました。TTもリアシートがあるとはいえ、かなり狭いようですが、シートを畳んでトランクを広く使うことができるメリットがあります。
最もスペックが高く値段も高いTTS。ちなみに0-100km/hはわずか4.7秒で達します。他のタイプではオプションであるものもTTSだと標準装備であることが多いです。マトリクスLEDヘッドライトもTTSだけ標準装備です。
3代目TTを買うとしたら?
3代目TTの4タイプを比較してみました。実際に購入をするとしたら?と想像してみました(笑)
消費税抜き価格は以下のようになります。
TT1.8が約430万、TT2.0が約550万、 TTRoadstarが約560万、TTSが約710万。
TTの購入目的がエクステリアがメインであれば、TT1.8も2.0も見た目に大きな違いはないので少し値段が低めのTT1.8が良いのかと思います。
TT1.8に何個かオプションをつけ、走りも変わると考えればTT2.0を選択するのもいいですね。やはりAudiのうりであるquattro(4WD)の走りを堪能したいならTT1.8以外の3タイプではないでしょうか?
TTRoadstarですがスペックも値段もTT2.0と似ています。ここで迷われる方も多いのではないでしょうか?ちなみに、TTRoadstarはボディカラーがより多い印象を受けました。またソフトトップの色もブラック、ベージュ、グレーと3種類あるのでオープンだけでなく色の組み合わせも楽しめそうです。リアシートがない分、オープンカーでの走行は他のTTと全く異なるものだと思います。遊び心のある方にぜひ(笑)
私はできればTTSに乗りたいのですが、値段や走りを考えると・・・・TT2.0ってところですかね。
マトリクスLEDヘッドライトをオプションつけたとしても+14万なのでTTS程高くありません。またquattroの走りも味わえます。日本の街中でのるならTT2.0でも十分ではないでしょうか?
まとめ
■エクステリアの大きな変化はフロントマスク
■3代目1番の変化はバーチャルコックピット
■TT1.8TFSIとTT2.0TFSI quattroの違いは排気量だけじゃない
■TTRoadstarはソフトトップのカラーが3種類、ボディーカラーも多い
以上、憧れの車TTのまとめでした。
TOP画像出典:Audi Japan Press Center